三田村煕菴の目で厳選した最高級の印材をご用意いたしております。
印影が鮮明で、磨滅が少ない、刻法に最も適し、風格不変である、永年使用するほど美しさを増す、印章の品位に相応しく信頼と尊敬を伴う、持つ人の品格を高めます。即ち一流の材、歪曲、千割、虫蝕の憂いがない等の優れた特徴があります。
しかし象牙は品質により格差が激しく最高級品と粗悪品では十倍位の値開きがあります。ハード象牙(硬質象牙)の最高で良質といわれるものはある程度の透明度があり、象牙独特の色と艶、そして滑らかな手触りなど、愛好家にとって、たまらない魅力のあるもので、大変希少価値があります。最高級の象牙材での捺印の快感は使用した人のみ知る楽しさであって、一度象牙材を知れば、水牛材に見向きもしないといわれるほどです。
原産地は主にオーストラリア、南米、南アフリカ、中央アフリカで、美しい飴色が特徴。八割位までは色ぶちが入っていますが、当店では色ぶちの入っていない高級材を使用しています。
この牛角[白]にはなかなか興味深い統計があります。それは水晶の角印が失敗と不遇の印材とされるのと反対に、これは財運大いに動く確立が高いとの説があるのです。この飴色の美しいものを銀行印に用いると、金銭の出入りが多く賑わしくなり、活気溢れる大変縁起のよい印材であります。
原産地は主に東南アジア(タイ・インド・ベトナム・ミャンマーなど)。近年悪い芯の黒水牛素材を圧縮することにより安価に販売しているものが大多数をしめてきています。加熱圧縮するためひび割れなどの原因となる歪みを抑えることができ、乾湿などの気候の変化には強く、機械彫刻向きの材料であります。しかしながら手彫りをするにはさくい材料であり、印刀や仕上刀のなめらかな運刀を妨げ、切味のある線を表現できません。この当店では、極上芯持材のみを使用しています。
最も大衆的な印材で、彫刻には理想的な良材であり、古くから櫛や将棋の駒などの細工品に使われてきました。公印、社印、図書印、領収印等の大きいものには差支えありませんが、実印、銀行印、認印、重役印等の重要な印章には不適当で避けた方が良いでしょう。印章は刻技が第一ですから、印材は柘でもよい訳でありますが、印章としての品位の乏しさが最大の難点で、手ざわり、重み、光沢、物と触れたときの音、手、目、耳より得た美しさと形成の徳即ち豊かな美を求めるのであれば、当店では、他の印材をおすすめ致します。
天然記念物にしていされているため新規伐採などは一切できませんが、土埋木など特別の許可を得た材を使用し、新たに印章として蘇らせることが出来ました。高級感のある光沢、上品で美しい色調、歴史を感じさせる重厚感のある木目、趣のある印象に仕上りました。古代の歴史と生命力に対するの畏敬の念から、最終仕上げの磨きにもこだわりました。専用ワックスで一本一本を丁寧に磨き上げることにより、屋久杉独特の和やかな美しい木目と茶褐色の高級感溢れる光沢が出現しました。正に古代の生命に直接ふれているかのような感さえあります。前述の圧密加工によって、強度・靭性・均質製のみならず、木材繊維をそのままの形で残していることから、印章として最も大切な「綺麗な印影」も得ることができるのです。風格、強度、捺印性、全てに優れた木製印章の最高級品と言える存在です。
近年加速する環境破壊と乱伐の影響を受け、輸入の天然材を主とする印鑑の世界では、代替材料の開発が急務となっています。日本では各県産材を利用促進する動きが高まっています。ひのきの産地島根県邑智郡で育まれたひのき材を利用した、趣のある上品な印鑑です。木目の美しさ、自然の風合いを活かした印鑑にするため、磨きにもこだわり、ワックスとバフを使用し、1本1本丁寧に磨き仕上げています。高級感のある光沢とひのきの持つ美しい木目が見事に調和し、天然材を活かした上品な趣のある印鑑にです。
近年加速する環境破壊と乱伐の影響を受け、輸入の天然材を主とする印鑑の世界では、代替材料の開発が急務となっています。一方日本では杉を中心とする国産材の利用促進が求められています。
杉の産地鳥取県智頭町で育まれた智頭杉の木工品を製造する際に発生する端材を再利用し、趣のある上品な印鑑に仕上げました。時代のニーズに呼び起こされた印鑑、それこそが智頭杉印鑑です。
木目の美しさ、自然の風合いを活かした印鑑にするため、磨きにもこだわり、ワックスとバフを使用し、1本1本丁寧に磨き仕上げています。高級感のある光沢とひのきの持つ美しい木目が見事に調和し、天然材を活かした上品な趣のある印鑑です。