煕菴
HANKO KIAN
煕菴

三田村煕菴 みたむらきあん

労働大臣検定一級印章彫刻技能士
職業訓練指導員
愛知県印章協同組合 技術講習会特別講師
全国印章技術大競技会審査員

受賞歴

平成29年秋 黄綬褒章受章
卓越した技術者表彰「現代の名工」
大阪府優秀技能者表彰「なにわの名工」
第15回全国印章技術大競技会「金賞」
第13回全国印章技術大競技会「労働大臣賞」
第47回大阪府印章技術展覧会「金賞」
第9回大阪府技能競技会「大阪府知事賞」

メディア掲載

阪神高速道路株式会社「阪神ハイウェイ」掲載
読売新聞「現代の名工 大阪府から3人」掲載
NHKラジオ「関西ラジオワイド旬の人・時の人のコーナー」出演
日本物流新聞「文字が織り成す、実用美の世界」掲載
ABCラジオ「茂山童子の栴檀夜々」出演
大阪日日新聞「黄綬褒章受章 身につけた技術を還元」掲載
産経新聞「黄綬褒章受章 文字との闘い研鑽誓う」掲載
MBS毎日放送「ちちんぷいぷいToday’s Voiceニュースな人」出演
PHP「PHP6月号 ヒューマンドキュメント」掲載 黄綬褒章受章
朝日新聞「脱ハンコ あらがう美と技」掲載
読売新聞「文学作品とコラボ 細密な職人技PR」掲載
日本一明るい経済新聞「はんこ屋を元気に!」掲載
テレビ大阪【脱はんこ時代】職人の挑戦!印章デザインの新たなカタチ
NHK大阪「ほっと関西」出演

印章ブランド「HANKO KIAN」とは

印章ブランド『HANKO KIAN』は、ジャパニーズカルチャーとしての印章デザインを世界に広めていき、先人から受け継いできた印章製作の技術や文化を次世代に残していくために立ち上げたブランドです。
私の雅号である「煕菴 (きあん) 」がいつか海外にも通じる名称になればという想いで『HANKO KIAN』と名付けました。

煕菴の思い

私は、ハンコを彫刻する職人として培ってきた技術を用いて、押印機会の減ったハンコの印面にデザインされた印章の美を多くの人に知って頂きたいと考えます。
そのデザインを通じて今の日本から失われたいろいろなやさしさや美しさを表現していき、それを世界の人々に伝えるのが私の想いです。
そのために【魅せるデザイン】を追求して印章ブランド『HANKO KIAN』を育てていきたいと思っています。

HANKO KIANのデザイン

印章ブランド『HANKO KIAN』のデザインは、三田村煕菴が長年ハンコ職人として培ってきた経験と知識を元に、限られた輪郭の中に、自由闊達に篆書体を用いて表現したものです。
既製のフォントをただ単に円のなかに当てはめるということは、生け花に例えれば、次のような事になります。
同じ大きさの同種類の花を花器に並べただけのものとなり、見た人に何の感動も与えないものとなります。
名人の生け花は、風の動きや虫たちの声、鳥の羽ばたきが聞こえ見えるような野の自然から受ける感動があります。それは、花の種類や色に変化を与えて、寸法を違えることにより生まれてきます。
それと同様に、文字の持つ特性や形状を熟知した三田村煕菴が文字を活躍させてレイアウトしていくと、自ずと文字の流動する姿が見え、雲の流れや風の音さえ見る者に感じさせる感動を与えるものとなります。
輪郭円の区切られた世界のなかで「文字が生き生きと舞う」そういうデザインを印章の印面にとどめずに、より広い世界に飛び出させてみたいと考えています。

全て篆書体で書いた「大山」の文字印影

全て篆書体で書いた「大山」の文字印影

これまでの活動

個展
はんこと大阪の文学

2023年5月24日~28日大阪市内で開催

印章ブランド『HANKO KIAN』のデザインを広く知って頂く機会となりました。
印鑑/印章は引き出しの奥を棲家とし、人前に姿を現さない特異なものです。
しかし、そのようなものにも「美」があることを表現した世界で最初の個展となりました。
個展では大阪の著名な文学作品の一部分を丸い印章としてデザインしました。
文学×印章の組み合わせで「実用印章の美」を伝えるという珍しいものでしたが、5日間の開催で延べ200名以上の来場がありました。
さらに、開催期間中には「テレビ大阪」「読売新聞」「朝日新聞」「月刊文具」「現代印章」「日本一明るい経済新聞」「NHK大阪」「ほっと関西」など多数のメディアに取材され、同業者も含めて大きな反響がありました。

個展を訪れたお客様の声

こんなアレンジができるのかと目から鱗が落ちた。
優しさと愛嬌があるような生き物のようなものを感じた。
伝統を継承しながらもモダンな印象。
普段見ることの無いデザイン性の高さに感動した。
柔らかく、奇をてらわずに個性的で文字の美しさを感じた。
固定概念に縛られず絵画のように眺めるのが良いと思った。

クラウドファンディング
ハンコは魅せる時代!
オリジナル篆書体の印章ブランド「HANKO KIAN」

2023年11月27日~12月25日

士業の先生、金融関係の方、不動産関係の方、公務員の方などお客さまから「彫ってもらった実印はとてもきれいに捺印できる。あちこちに捺したいのだが、実印なのでそういうわけにもいかない。それどころかそういう場面が減ってきている」とハンコの捺印場面が少なくなっているという声が増えてきました。
そこで、もっと違う領域で、私の技術を生かしたい、印章文化を次世代に残したい、そういう想いがどんどんと強くなって行きました。
そこで「HANKO KIAN」を立ち上げ、その活動を支援頂くためにCAMPFIREでクラウドファンディングを行うことにしました。
私の作品、考えに賛同頂いた皆様からのご支援で、早々に目標金額に到達し、予想を遥かに越えた評価を頂き、大きな成功を収めることができました。

クラウドファンディングにご支援頂いた皆様

熊本県 荒木桃園 様
奈良県 石間彰 様
東京都 伊藤玲奈 様
大阪府 井上節子 様
大阪府 みちびらき株式会社 岩﨑隆 様
静岡県 海野彰子 様
東京都 榎原周二 様
千葉県 榎原伸一 様
株式会社アメイジング 小林仁 様
愛知県 柴田幹夫 様
岐阜県 総合印章 周山堂 様
茨城県 滑川 裕 様
京都府 橋本勉様
(株)地域経営プラチナ研究所 平尾勇 様
兵庫県 松崎三郎 様
大阪府 目幸秀子 様
永昌堂 森俊一 様

私の新しい取組みに熱いご支援を頂き、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
目標の実現に向かって邁進して参りますので、引き続き応援頂きますよう、
重ねてお願い申し上げます。

「HANKO KIAN」とコラボしませんか。

海外の人から見るとカッコいいと捉えられ、高く評価される日本独自の文化は、クールジャパン戦略として経済産業省から位置づけられています。
そこに『HANKO KIAN』のデザインが貢献できるのではないかと考えています。
というのは・・・
『HANKO KIAN』のデザインの特徴は、古くて新しいことにあります。

日本では、長らく印章が人の意志を表わす道具として愛用されてきたことが、日本人の心には深く根付き、はんこは日本の文化というイメージが定着しています。

煕菴がラファエロの優しさに魅了され、無意識の内にも、文字に優しさ、品の良さ 躍動感を求めたことで、デザインに普遍的な美を感じさせる要素があることです。

温故知新 故きを温ねて新しきを知る
その要素を兼ね合わせたのが『HANKO KIAN』のデザインの特徴なのです。
印章の文字デザインでありながらも目新しさを感じさせることで、日本人のみならず、世界の人々からの関心や共感を生みやすくなるのでは・・・
そうした好循環が生まれることで商品のブランド力を高め、貴社の商品のファンを増やすということに繋がるのでは・・・
新たな時代を見据え、世界に向けた発信を模索される経営者様からの熱いオファーをお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。


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