民藝のトークイベントに行きます。
お盆休みは終わりましたが、明日は土曜日ですので、実質的な仕事のお盆明けは、20日の月曜日からでしょうね。
今日は、常の19時閉店より1時間早い18時頃にお店を閉めさせて頂きます。
『今の時代の民藝とは』鞍田崇哲学者x服部滋樹graf x松井利夫アーティスト
というトークイベントに参加する予定です。

鞍田崇(くらたたかし)さんは、写真の『民藝のインティマシー』で知りましたが、最近ではNHK「趣味どきっ!」の『私の好きな民藝』に出演されていました。
政治や経済は、「合理的、利便性、スピード感」という方向を向いているもの以外を切り捨てるやり方で、「じっくり、ゆっくり、丁寧」という言葉はその対立軸にあります。
しかし、社会の意識は生活や暮らしに逆に目がいくようになりつつあります。
そんな中、嘗て柳宗悦が起こした民藝思想の在り方が新しい生き方としての共鳴が広がり始めています。
印章も、認印や銀行印、実印、会社の印章・・・と実用性あるものは、だんだんと職人を介さなくとも製作される一商品としての見方のみが先行してしまうと、そこには美など関係なくなってしまいます。
実用美ではなく、求められても利便性という機能美や、周りを塗りたくる装飾美のみの追及で完結してしまいます。
印章の美は、展覧会の「篆刻芸術」や趣味の美としては消しゴム印、落款印の中にしか見いだせずにます。
実用美とは、実印や銀行印、認印、会社印の中にこそ求められるものです。
そしてそれは印面の文字のデザイン美においてのみ発揮されるもので、それが印章の本質と合致するものだからであります。
そういう意識をもち、今夜のトークイベントを楽しんできたいと思います。
posted: 2018年 8月 17日