読書欲

読書欲が頭を擡げ始めて、抑えることが出来なくなり、昨日、最終のお客様に完成デザインをご提案させて頂いてから、近くの本屋さんで目星をつけていた2冊の本を購入しました。
よく嫁に、「あなたの本は、マイナーなので高過ぎる!」と怒られます。

民藝とデザイン・・・頑張って読みます。

明日は、近畿のはんこ屋さんの大会で、京都に行きます。
この会の理事のお役目が解任されます。
フ~っ・・・気持ちが楽になります。
いろいろ提案しましたが、何もできませんでした。(力なしで、ごめんなさい。)
でも、一つだけ実現できました。
ゴム印彫刻技術講習会の開催です。
これは、来年の技能検定実施まで続きます。
それについては、理事職を降りますが、責任をもって運営していきたいと思います。

技能検定は、この会の実施ではなく、各都道府県組合が該当職能より委託されて運営・実施するものです。
よって、大阪もその担当は、是非理事職から出してしただきたいものです。
そうしないと、技能検定が組合運営に反映されません。
担当補助はさせて頂きます。
読書もしないとなりませんので・・・よろしくお願いします。

posted: 2019年 6月 14日

ゴム印彫刻技術講習会が盛況です。

昨日は、近畿印章業連盟主催の「ゴム印彫刻技術講習会」でした。


欠席者なしの全員出席で、大印会館5階は、講師の先生方も含めると22名の有志が来年の技能検定に向けて学んでいました。
近畿圏内は勿論、東海、岡山、九州、北海道からの受講生もいます。
先生方も非常に熱心に教えて下さいまして、有難うございます。
ゴム刀の研磨や仕上げの技法、小切手用判下作成と転写・・・と盛りだくさんの内容でした。
驚くことに、ほとんどの人が1級を目指されていると昨日知りました。

厚生労働省の技能検定ご担当の方々
中央と地方の職業能力開発協会のご担当の方々
公益社団法人全日本印章業協会の役員の方々
近畿印章業連盟の理事のみなさま
大阪府印章業協同組合の理事のみなさま

どうか継承現場での奮闘を一度でよいので見学に来てくださいませ
心よりお願い申し上げます。

ちなみに、次の開催は8月11日(日)です。

継承現場から三田村がお伝えしました。

posted: 2019年 6月 10日

連続テレビ小説『なつぞら』は面白いよ!

今日の連続テレビ小説「なつぞら」は良かった。
十勝から東京に舞台が移り、視聴率が悪くなったとか、いろんな揶揄が聞こえてきますが、大河ドラマよりよっぽど本も良いし、面白い。
東京でのアニメ制作の話になってから、益々面白くなったと私は思います。

アニメというより漫画映画で育った私には、「なつぞら」で進行中の「白蛇姫」(実際は「白蛇伝」)の絵が懐かしく、その後、東映漫画まつりの走りになった「わんわん忠臣蔵」「太陽の王子 ホルスの大冒険」を、その後のテレビで見た思い出が残っています。

なつ(広瀬すず)はついに東洋動画に入社。
今日は、女性アニメーターの麻子(貫地谷しほり)から疎まれ、先輩の下山(川島明)から、アニメとアニメーターの麻子について語るシーンが、モノづくりの原点であると思いました。
アニメーションとは、ラテン語で魂を意味するアニマという言葉を語源としていて、生命のない動かないものに命を与えて動かすことを言うと教えられる。
そして魂を入れるのだから、アニメーターの麻子や作画をする人達は、真剣そのもので毎日どのように表現したらよいかを悩んでいるので、麻子も怖く思えるのかもしれないと諭される。

毎日の手慣れた仕事に埋没するのではなく、印章は動かせないけれども魂を吹き込むという点ではアニメと同じだと思います。
お客様のお名前が一人ひとり違い、日々の仕事も文字を彫るということだけでなく、その人の信を示す意思表示を彫刻させて頂いていると思うと、そのお名前を決まった丸のなかにどのようにレイアウトしたら、その人なりを表現できるかというところを悩み苦闘し、文字と闘い、文字に相談し、先人の印例を調べて、仕事をする。
そうすると、苦しいときもあるが、毎日が生きがいを持ち仕事ができます。
そのことにより、最終的には魂が吹き込まれます。
そして、そのことを精魂込めた仕事と言います。

今日も悩み苦しみ、且つ楽しく仕事をさせて頂きます。

posted: 2019年 6月 5日

みんな違って当たり前

昨夜、『NHKスペシャル シリーズ 子どもの声なき声(2)「“不登校”44万人の衝撃」』を観ました。
不登校の一歩手前の「隠れ不登校」を加えると、44万人の子ども達が学校に行くことに苦しみを抱いている。
8人に一人というのは、驚くべき数字ですね。
もはや、学校教育は崩壊している・・・学校が子どもを教育する場ではなくなってしまった・・・のだと認識できた番組でした。

私も教育機関ではありませんが、職人を育てる技術講習会に講習生のときからすると30年近く(間5年の病休あり)携わって来ました。
いろんな人がいました。
自分は彫刻の仕事をしないけれど、ハンコができるまでのことを知っておいた方が良いと親に言われるので来た老舗のボンボン。
親父さんが急死したために、技術を身に着けたくて業界誌の募集を見て来たという他業界から転職された方。
手先が器用で、職人仕事にあこがれを持ち受講された素人さん。
・・・・・
講師になって、教えていてもいろんな方がおられました。
課題をやって来ずに、自分は何故上達しないのかと頭で悩む人。
手先が器用で、すぐに呑み込み研究熱心で、展覧会や技術競技会の上位にすぐに入賞されるが、その後あきてしまったのか来なくなる人。
講師の言うことを聞かずに、腕が追いつかないのに上のみを見ている方。
不器用なのに一生懸命取り組み、コツコツとされる後発な方。(これ私)
印稿は上手に書かれるのに、彫刻すると別物を彫られる方。
何度言っても同じ誤りを繰り返される方。
自分は、分かっていると信じ切っているが腕は付いてきていない方。
ひたすら賞のみを目指される方。
講習会では静かなのに、後の飲み会で活躍される方。
・・・・・
いろんな人がおられました。
いろんな人の個性が飛び交っていました。
覚えの早い方、遅い方
一人ひとりが違います。
同じ教え方では、理解できないことも多くあると思います。
画一的な指導というのは通用しない世界にいました。
・・・・・
昨夜の番組の最後の方に、オランダの現場視察を紹介されていました。
そのオランダの学校に転校してきた子どもの言葉に納得しました。
「前の学校は、先生が常に怒っている。新し学校は、何でも自由にできる。」
・・・・
怒号が飛び交う教室で何が学べるのでしょうか?

追伸:講習会を卒業された方や途中でやめられた方のその後も割と見ています。
それもそれぞれですが、長く講習会に携わっていると、その後の在り方と講習生時代というのは、わりと似ているところがあるものです。
みんな元気に講習会で身に着けた技術を活かして仕事に励んでいただきたいと祈っています。

posted: 2019年 5月 31日

雑音多し、音大きすぎ!

周りの雑音を気にせずに、自分は本道を歩いているのだからそれでよしとする。
それが一番正しい事なのかも知れません。
今、雑音が大きすぎて、仲間の多くが雑音を気にしながら仕事をしています。
また雑音に感化され、印章の本義に目をつむり、或いは誤認している人達が雑音の中に取り込まれようとしています。
そうすると、雑音を気にせずに仕事をしているだけでは、もう自分の仕事が守れなくなりつつあるように感じています。
「印章業者は、印章の本来の目的、心証の具としての目的を忘れてはならない。」という文章は、『印章憲章』によるものです。
その印章が、価値を貶められ、或いは冒涜されている状況を雑音と呼んで問題はないと思います。
きちんとした印章販売を致しましょう。
印章を押して楽しい・・・確かに美しい印章は、押捺して喜びを感じるものです。
それと同時に、押捺した責任の感じられる威厳と気品を有するものでなければなりません。
遊びや、所かまわず押して楽しむ・・・それは印章文化ではなく、娯楽文化やアーティストの表現です。
パソコン機能によりデフォルメされた文字や文字を印章六書体以外の他の形状に置き換えたものは、もう印章ではなく、玩具を押しての遊びであります。
遊びで印章を押捺していると、どうなるのか・・・
きちんとした印章とその情報を発信していくことの重要性がさらに増してきているように感じます。
雑音多し、音大きすぎ!

posted: 2019年 5月 30日

五月の風

暫くは五月の風に甘えたし
柳家小満ん


10連休という大型連休のせいなのか、気が付けば5月半ばであります。
連休後半には、安曇野の自然を満喫してきましたので、動きが感じられない周辺環境にたいして不平不満が蓄積していく事実も「五月の風」に甘えていたいと、お任せの姿勢を崩さぬように気を留めておこうと考えています。
文人落語家である小満んには、次のような句もあるようです。

夏帯を一つ叩いて任せあれ

安曇野で充電したエネルギーを無駄にすることなく、不平不満は口にせず、黙々と夏を迎えたいものであります。

posted: 2019年 5月 16日

東京での会議と観光

土日と東京に行ってきました。


土曜日は、印章会館で会議でした。
公益なる技術の事でこれだけ一所懸命に考えられている方がおられることに安堵感を持ちました。
その日は、長男の所に泊めてもらいました。
翌日、二人で東京見物。
夜勤前に有難うね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末は、組合総会から技術講習会です。
総会は役員改選にて組合理事としての最後のお勤めです。
技術講習会は、新しい講習生が来られます。
次の在り方、世代へと技術継承のバトンをお渡ししていきたいと思います。

posted: 2019年 5月 13日

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