デジタル時代の印章の在り方
今日は生憎の雨ですが、象牙の彫刻日和です。
夕方梅田に祝賀会の衣装合わせに行かねばなりませんが、この三連休は休日出勤で、彫刻三昧です。
今年になり、カード決済システムを導入しました。

昨日、初めてカード決済なるものをさせて頂きました。
下請け時代には、そういうことをする必要もなく、私名義のカードはあるのですが、自分で使用したことがありませんでした。
家内もいなかったので大変不安でしたが、何とか決済することが出来ました。
今更なにをと言われそうですが、現金を持たずに買い物ができる時代なんですね。
ネットショップもその大半がカード決済です。
私の友人に、ネットショップをよく利用するハンコ屋さんがいます。
しかし、ネットショップでハンコは売るものでなく、対面して販売するものや!とネットショップをしないどころか、ハンコのネット販売に否定的です。
消費者であるお客さんにとって、対面で購入したい人もいるでしょうが、そうでない人、対面が嫌な方も多くいらっしゃいます。
それと、流通の時代的変化とデジタル化には勝てません。
利用すれば良いと私は考えますが・・・。
彼は、面倒なのか、斜陽になってしまった印章にたいしてやる気がなくなったのか、かたくなに嫌います。
私も、何でもスピーディにとか合理的にとか、利便性を高めてという最近の字面には碧壁としていますが、世はデジタル化の時代で、ハンコ屋さんも随分とその恩恵を頂いて仕事をされていることでしょう。
しかし、印章自体もその荒波に今さらされています。
みなさん、慌てだします。
慌てることも大切です。
慌てないと印章の公益性というものが消滅します。
それと同時に振り返り襟を正さないと、斜陽から消滅への道をひた走りすることとなります。
印章は残り、印章の考え方はデジタルの世の中でも形を変えて息づく事と私は推測しています。
しかし、それは今の印章業界の人や技術者がする事でもなく、印章業というあり方は、消滅とまではいかないでしょうが、形を大きく変えていくことと思います。
それでも、紀元前5500年前に古代メソポタミアの人々が生活の中から考え出した印章の思想は、そうやすやすと消滅は致しません。
おそらくデジタル時代が終焉を迎えても、印章は人の暮らしに寄り添っている事と私は確信します。
posted: 2018年 2月 10日
