崖っぷちからダイブの時代に突入
問屋さんに作品作りのための柘駒(材料)を発注していると、予想通りに「この商品は何ですか?」と問い合わせが来ました。
大印展や競技会に出品するための柘の素材で、印譜印刷の時にそのまま現物を印刷していたので、活版印刷の駒の名残で、その丈になっているんです。」と説明しました。
が、「大印展って何ですか?」と聞かれました。
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問い屋さんの事務の方だから知らないのも当たり前とのお声もありそうですが・・・
まあ、そういう時代かなとも思います。

どれだけ正論で印章の必要性や重要性を声高く叫んでも、現場に於ける状況が正論と逆行しているばかりか、それを表現する表現者に継承されず枯渇どころか、今やそれを嘲笑する世論を作り、自縄自縛の末に水没しそうな勢いだと認識しなければならない状態だと思います。
簡単に言うとアーカイブスではありませんが、3年ほど前の記事に「崖っぷち」という言葉で例えていましたが、製作現場を凝視すると、一人ずつ、その崖からダイブしていっている状態かな・・・と私は思います。
柘駒がいらなくなる時代はもう目の前かも知れません。
posted: 2018年 1月 16日
