大好きな卒業歌
口に出てわれから遠し卒業歌
【作者】石川桂郎
3月、卒業式の季節ですが、新型コロナウイルスの為に式自体が中止となっているところも多いと思います。
この季節を迎えると、思い出す卒業歌があります。
二十四の瞳の『仰げば尊し』です。
この歌は、2番に「身を立て 名を上げ やよ励めよ」というところがあります。
これのみをさして、批判される方がおられますが、「二十四の瞳」のなかでは、大石先生(壺井栄)は、お国の為に死んできますと出征の報告に来た教え子に対して、「死んでもらうために、あなたがたを教えたのではありません。」と強く叱ります。
また、反戦思想といわれていた『草の実』を今の作文の授業である綴り方の教材として用い、人の暮らしをありのままに表現することの大切さを子ども達に説いていました。
私が、大阪府印章業協同組合の技術講習会にお世話になり30年ほどになります。
その内の半分以上は講師としての役割も果たしてきました。
多くの技能検定合格者を輩出してきたという自負もあります。
技能検定1級が合格すれば、ある意味卒業です。
そういう意味では、多くの卒業生を見送り、気持ちとしては「身を立て 名を上げ やよ励めよ」という想いを抱いてきました。
もう少しのくだくと・・・
技術により、稼げることができるように、身を立て
さらに研鑽に努めて、今ある技術に満足せずに上を向き、大印展や大競技会に出品して、名を上げ
お客様に技術を還元し、丁寧な仕事を続け、後進の指導にあたり、やよ励めよ・・・
現下、技術に身を置き、やよ励めよとは言いづらい業界環境です。
パソコン印章やフォント印章の乱売、技術をすることに価値を見出しにくい現状があります。
ず~っと、二十四の瞳の『仰げば尊し』の気持ちでありたい。
そういう意味からも、パソコン印章やフォント印章は印章ではありません。
本当の印章は、講習会で勉強をして技能士になられた人やさらに上を目指して励んでいる人が思いを込めて、モラルある印章製作の中にこそあると叫び続けたい・・・そういう気持ちをさらに深めます。
そういう季節になりましたね。
今は、この卒業歌も聞けなくなってきました。
今年は、さらに・・・
ぼ~っと生きてんじゃねえよ!という人が多い昨今です。
そういう方にもおくります。
画面の映像をよく見てお聞きください。
https://www.dailymotion.com/video/x6y7huw
