焚火

ひねもすを御用納めの大焚火
【作者】今井つる女

今時、大焚火どころか小さな焚火をしても怒られる世情です。
子供の頃の実家は、船場の糸へん景気を頂いていた印刷物裁断加工の町工場でした。
30日までフル回転の仕事をして、大晦日に一家総出で大掃除をします。
家の前の道は、既に車は通りません。
その道の真ん中に、祖父が一斗缶を持ち出して、大掃除で出たゴミ類を焼きます。
機械を拭いたボロ布には、たっぷりと機械油が染み込んでいます。
その布を入れると、すごい勢いで炎が揺らぎます。
近所の人も、燃やしといてとほり入れていきます。
今でも目に焼き付いている、子供の頃の大晦日の風景です。

三田村印章店は、今日が仕事納めです。
明日は大掃除。
新年は、6日より営業を致します。
来年は、年明けよりゴム印彫刻の技能検定準備等で忙しくなるのと同時に、仕事も新しい企画に向けて走り出します。

posted: 2019年 12月 27日