愛しきものよ、これにてさようなら。

うすぐもり都のすみれ咲きにけり

【作者】室生犀星

 

昨日の家内との早朝散歩は、とても寒かった。

この日は、印章彫刻技能検定の実技試験も全国的に多く、受検者もですが、それより早く段取りをされる検定員や補佐員、事務員のみなさんは更に大変であったと思います。

ご苦労様でした。

私も散髪をしてから、自分の店で次の日曜日に実施することとなっています技能検定の準備をしていました。

一つひとつ進めていきましたが、膨大な量に圧倒され、とても疲れました。

コロナの感染拡大に歯止めが利かない大阪ですので、みんなで集まれないということと、会場が組合の会館の使用不可との理事会決定を受け、公の施設で検定最終日に実施となりましたので、1人での段取りとなりました。

(勿論、当日は検定員、補佐員、事務員のメンバーの力をお借りして運営します。)

受検者数は、私が今まで関わってきたなかで、一番多い人数です。

各地の状況がいち早くFacebookで発信されていました。

どうやら、濃厚接触の可能性のある方や、時節柄インフルエンザなどでの欠席者もおられるようです。

今からは、当日何もなく無事に受検者が検定試験に普段の力を発揮されることを祈るしかありません。

写真の本は、同業のFB友達から紹介を頂き、昨日本屋さんで購入しました。

小説好きの私ですので、文豪の検印は興味深く拝見させて頂きました。

有難うございました。

よくよく考えてみると、昭和40年代から検印が消えていったそうです。

著者の文章に、「消え去るものは、なべて、愛おしい。」とあります。

今!認印も消え去るものとして、愛おしがられているのだろうか。

それでよいのだろうか。

取りあえず、私にとって最後にいたします愛おしき技能検定実施のために、13日の実技試験と、その後の諸々から、検定合格証書の配布まで有終の美を飾りたいと強く思っています。

これにて、さようなら。

 

posted: 2022年 2月 7日