気づいた者は、ガンバロー!

同人誌即売会「コミケ」中止で印刷業苦境 成長市場に水 「作家の創作意欲下がった」という中國新聞の記事を目にしました。

コロナでいろんなことが中止になりました。

イベント屋さんは、企画が中止になれば、人が動かないので収益がないという経済活動との関連で大変です。

自らの発表の場を失った者は、来年にその可能性のエネルギーを維持しなければなりません。

毎年の印章技術の展覧会「大印展」は中止となりました。

来年にそのモチベーションを維持できる人は、相当の強者です。

またモチベーションだけでなく、実際の作品作りをして手を動かさないと、技術の向上はあり得ません。

技術は頭で印章を彫刻するのではなく、手が動いて初めて作品が仕上がります。

印章技術の歴史において、その手を出来るだけ動かすことが、技術の向上や継承を作り出す源となります。

その手を動かすことを少なくしていったので、今ある事態に陥っていると言っても過言ではありません。

大印展や大競技会、グランプリは、技術継承現場から手を送り込むことにより成立しています。

それは逆にメルクマールとなっていると私は思います。

気づいている人は多いはずです。

気づいていないフリをするより、その場から逃げるより、立ち向かって頂きたいと強く思います。

「令和印章修錬会の」を「大印展」の代替企画として今年は行います。

締め切りが、今月の25日(消印ダメ、必着で)です。

四連休を利用して、手を動かして頂くようにお願い致します。

 

 

posted: 2020年 9月 15日