第68回大印展が始動しました

天が下に風船売となりにけり

【作者】三橋鷹女

 

子どものころ見かけた風船売は、何処へ行ったのかな?

ハンコ屋さんが風船売になりにけり

風船売を卑下したり、空気を不要なものというのではありませんが、ハンコ、印章が価値無きものになってきています。

デジタルと共存しなければとか言う方もおられますが、デジタルが下に風船売になるような気がしてなりません。

そういう世情のなか、第68回大印展が始動しました。

コロナ禍においてどうなるかは分かりまんが、昨日のリモート審査会にて課題が決定し、規定書を作製しました。

リモート審査会といっても、ファックスと電話でのやり取りで、一字一字の確認をしましたので、長時間かかることとなりました。

ファックスの前で待機してくださった審査員のみなさま、コロナ感染拡大に歯止めが利かなくなった大阪の組合事務所での作業にあたられた理事長はじめ理事の有志のみなさま、有難うございました。

ともあれ、大印展は動き出しました。

風船売となりかけている多くの出品者のみなさまの手を動かして頂き、価値ある力作をお待ちしております。

・・・大印の一技術委員より

 

追伸:大印展の部門には「電子印鑑の部」や「デジタル判下部門」はございません。

 

posted: 2021年 4月 12日