いらないハンコなど何もない

「いらないモノなど何もない」・・・5年前にブログ記事にしていた題名です。

 

「いらないハンコなど何もない」とも思います。

 

リモートワークの邪魔者とされ、その後大臣の「押印廃止」の号令により、国策として強行されました。

 

当時、業界人さえデジタル推進に賛同され、無駄なハンコはなくして、デジタルと共存していくとまで述べられました。

 

無駄なハンコって何なのでしょうか?

 

今まで無駄なハンコを販売していたのでしょうか?

 

今や、デジタル推進側の思う通りの状況となり、あれだけ声高に世論の後押しも得て支持されていた婚姻届けの押印も不要になる方向(9月1日より戸籍法施行規則の一部を改正する省令として施行されます)と聞き及んでいます。

 

デジタル化の状況は、ワクチン予約や数字の集約など様々なところで未熟さを露呈していますが、押印廃止の各分野での進行は止まるところを知らない状況と言って過言ではありません。

 

足の小指くらい(認印くらい)とおもっていた痛みが、今!体全体に感じておられる方はとても多いと思いますし、これは印章業界の問題のみではなく、伝統や継承を重んじている日本的霊性にとっても、日本文化崩壊の道しるべとならないことを願いたいものです。

 

※5年前のブログ⇒https://ameblo.jp/kiann1213/entry-12181154517.html

 

posted: 2021年 7月 16日