数字での価値判断より人を基準に
昨日は、FBでお知り合いになった『サヨナラ、民芸。こんにちは、民藝。』の企画・編集者のUさんのご紹介で、京都のKitで開催されているエフスタイル展に寄せて頂きました。
午前中にしなければならないことがあり、それを済ませて京都へ。
Uさんにきちんと住所を教えて頂いていたのに、ネットのホームページ情報から京阪電車で行きました。
行ってみると、一月前に移転されていました。
いやはや・・・あわてると、これです。
肝心のKitさんのお店の写真を撮るのを忘れてしまいました。
途中で、兄からの電話がありましたが、どうしても京都にいた頃に潜っていた懐かしの百万遍界隈に行きたくて(京大生ではありませんでした)、タクシーで移動・・・。
出町柳でうどんを食べて、足早に散策して、急遽大阪に帰りました。
『サヨナラ、民芸。こんにちは、民藝。』のエフスタイルさんの仕事からと今回の京都行で刺激を貰いました。
Uさん、有難うございました。
印章業界全体が上向きにならないと、各個店も繁盛しないと、それは今でも思いますが、自分の立ち位置に帰ろうと考え始めています。
印章業界といえども、コンビニのようにいろんなことをされています。
名刺や小物印刷、これからは年賀状印刷・・・ハンコと共にペーパーレスで印刷が厳しくなると、最近ではオーダーグッズの加工販売等々・・・
それらが良い悪いということではありません。
それら全体を印章業界と言い、それらが向上するためにはというのと、印章が後世に継承され、それを作る職人さんが大切にされるということとは、一緒にするとしんどいなと言う結論に至りました。
印章は工藝だと思います。
印章に込められるのは、職人の製作意欲であり、使用者への感謝の念という思いであります。
数字や事象で価値判断をしていく世の中で、人を基準に考える方法をもっと積極的に取り入れていきたいと思い、さらに民藝を勉強し、足を運んで感じて行きたいと強く思う今日この頃です。
posted: 2021年 10月 11日