糸瓜となって

魔がさして糸瓜となりぬどうもどうも

【作者】正木ゆう子

 

昨日は、7月以来の技術講習会でした。

10月は新年度です。

6人の講習生(大阪の人は1人)

6人の講師(大阪の人は3人)

これで良いのだろうかと、時折思ってきた・・・

・・・糸瓜(へちま)のようにぶらりぶらりと、何かにぶら下がっている自分が、きっと外からはそう見てとれるのかもしれない。

今日も、どうもどうもとご挨拶・・・

 

来年実施される技能検定が、全国の技能士の努力で100名を超える勢いになってきた。

昨日の講習会でも1級を目指して、受検希望者は漸くお尻に火が付いてきたようである。

この取り組みへの評価が、首が何とか繋がったので、検定の内容を変えて(さらに簡単にして新しい?検定導入???字入れや篆刻?)今後の受検者を増やして行きたいという声がどこかから聞こえてきた。

2級を手仕上げ的に甘くして受検希望者を多く募るというところまでは理解できたが、技能検定の試験内容そのものにさらに水を注ぎ薄める事をして、何がしたいのかよくわからない・・・ああ、もう駄目だと思いました。

 

数遊びをしているとしか思えない評価と対策、全国の技能士がどのような取組(対策講座や勉強会など)をしてどのような人を集めてきたのか、その内容はどうだったのか、受検希望者からの声はどうか・・・そういったところがなぜ見られない、聞こえないのだろうか!

あほか!と腹の中で叫びながら、糸瓜となって、どうもどうもと揺れている。

悲しきかな、この現実。

posted: 2021年 10月 18日