春に気づいた小さな闘志

菫ほどな 小さき人に 生まれたし
【作者】 夏目漱石

春風や 闘志いだきて 丘に立つ
【作者】 高浜虚子

春の俳句
少し逆さまのように感じる二句です。
「令和」の新元号に商魂たくましく頑張っているハンコ屋さんを揶揄したようなお話をして、申し訳ないという反省がありつつ、反面やはり自分は少し違うなと気づき始めたのかもしれない何か・・・それを構築していこうという闘志も感じています。

揶揄や批判は簡単ですが、何かを示していくことは、またそれを自分の中に留めずに、広く啓発し共に歩んでいくことはとても難しい事だと思います。
まずは、素直にお客様に向かうこと
自分を研ぎ澄ませて、印面に向かうこと
納得がいく仕事を常に目指すこと
納得したものをお客様にお渡しすること
そうすれば、自ずと道は切り開けるかな・・・。

調べてみると、「令」の字は神のお告げを受け、神意に従うこととありました。
今日も頑張ります。

posted: 2019年 4月 3日