技術で生きるとは

今朝のニュースで、東大阪のメガネ屋さんを紹介していました。
そこは、今流行りのフランチャイズ型、多店舗型展開のお店と真逆のことをされて、遠方からのお客様を多く獲得されているとのお話でした。
通常?のメガネ屋さんは、早いところで30分仕上げのお店が主流ななか、そこは最低3万円のオーダー品を主力に3か月のお客様待ちとなっています。
新商品を探し、店舗に並べるのでなく、一点一点がその人にあった眼鏡という、お客様からすると新商品です。
印章はなおさらそうで、一点一点違わなければ、印章の意味を成しません。
しかし、現在のはんこ屋さんは新商品を捜しまわり、商品のクオリティーを向上させることを怠り、技術を軽視し、職人を軽視し、その技術を覆い隠し、パソコンでできることをオリジナルと称し、何ら努力されていない通常?のメガネ屋さんと同じだと思います。
しかし、そういうところも、いろいろと工夫(誤魔化し)しないと価格競争に負けてしまいます。
ニュースで紹介されたメガネ屋さんは、お客様との接客に時間をかけられ、ミリ単位でお客さにあった商品を探求されています。
技術で生きるとは・・・そういうことだと思います。
印章は、技術が土台の商品です。

posted: 2019年 6月 7日