印章と民藝

朝刊に南光さんと料理研究家の土井善晴さんの対談が掲載されていました。


何年か前に、京都で開催されていた河井寛次郎の展覧会で、お二人のトークショーが併催されたことがありました。
残念ながら日程の都合が合わずに、河井寛次郎展を見せて頂いたにとどまりました。
紙面の記事にもありましたが、土井さんは、一流料亭の一流の料理人になる事が目標であったことがあったとか。
民藝と出会われて、その考え方が変わられた。
「おいしいもの作ろ」と、できあがったイメージばっかりしていたが、おいしいものを作ろうと思たら、意外とおいしいものって逃げていくと述べられています。
料理と民藝・・・一見すると、関係ないと思われるかもしれませんが、その考え方は大きく人の心に関与しています。

印章と民藝・・・そういう視点、工芸というよりあくまでも思想として、考え方として、これから大きく関りだすように感じています。
その前に、技能検定の存続をどうにかしなくっちゃ!
技術者、継承者、技能士の名が泣きます。

posted: 2019年 11月 16日