つなげていく大切さ
縄とびの縄を抜ければ九月の町
【作者】大西泰世
熱中症とコロナに振り回された8月で、いろんな事が中止になり、コロナ以前の事ができませんでした。
自宅近くの毎年お供えをさせて頂いている地蔵盆も今年はありません。
来年は、あるのだろうか?
この夏に中止になった行事やイベントは、来年にはあるのだろうか?
コロナ収束後の社会について、いろいろ言われていますが、いつ収束するのだろうか?
Withコロナ社会なのだろうと、元には戻らないと考える方が賢明なのだろうと思います。
しかし、そもそも物事、森羅万象は常に変化流転していくものです。
同じという事はあり得ないのです。
それを考えると、変化への対応力が求められているのが、今ではないかと考えるようにしています。
今の自分の位置や役割を目の前に、一つ一つを対応していくことで、その力をつけていく、未来に向けて生きる力を養っていく事になるのだろうと思い、踏ん張っています。
自分に関係することでは、現在休講となっている技術講習会があります。
それについては、ほぼ毎日のようにお話しています。
何故、そこまで考えるのか?
技術講習会は、先人から受けついた私の原点であるからです。
師匠なしの私を育ててくれたのは、技術講習会です。
そして、講師というお役目をいただいて、後進を指導しています。
先人→先生、先輩→私、印友というライバル→後輩→・・・
延々とこの矢印が続いていく事が、今の私を形成しているのです。
そして、それは常に変化していくのです。
その中の、パイプの役割・・・つなげていく大切さ
これを理解している人は、技術講習会や研究会という継承現場に立つ人だけかもしれません。
だけれど、気づいた人、気づいている人のお役目ではないかと強く主張したく思います。
この30日は、zoom講習会を実施します。
※写真は、昨年の地蔵盆です。
posted: 2020年 8月 27日