綺麗な風

六月を奇麗な風の吹くことよ
【作者】正岡子規

緊急事態宣言が発令されていた時、こういう大変な時期にわざわざご来店いただけるお客様に感謝の念を抱きました。
解除後も「ハンコはこれからはいらない」とする社会の風潮の中で、ご来店ご注文頂けることは、三波春夫さんではありませんが、「お客様は神様」という気持ちに自然になります。
東京は心配な状態がありますが、6月になり私の周りでは、新たな息吹が始動しているように感じます。
本来それは、春に芽吹くべきことでしたが、鬱屈とした時間があらゆるものを洗濯して、埃やゴミ、ダニをも洗い落して、綺麗にして新たな土壌に新たな芽吹きをこしらえてくれたような気がしてなりません。
昨日は、家内と共に企画していたことが動き出しそうな気配を感じられる出来事があり、心配していた技術継承についても、真剣に考えている若き共鳴のメッセンジャーをいただきもしました。
自然に任せよう!
六月は、綺麗な風が吹くことと思います。

posted: 2020年 6月 3日