静かなる変化が急速に忍び寄る

景気が夏休みの7月が今日で終わります。

いよいよ技術検定と同窓会集中月間を含む怒涛の8月を迎えます。

技術検定の取り組み状況を知りましたので、極秘ということもないのでお知らせいたします。

実施は全国一斉に8月10日(日)です。

札幌7、東京6、横浜3、大阪8、福岡3の計27名です。

この数字をどのように思うかは、それぞれでしょうが、消費者側からすると、少ないということであろうと思います。

あるいは、当店とは関係ありませんとするフランチャイズやネットショップの方もおられるかも知れませんが、印面を作成する者には、きちんと規範と責任を負った仕事をして頂かないと、印章の社会的な信用が無くなります。

それが無くなれば、仕事が無くなり業ではなく、消しゴムはんこや趣味の印となります。

「当店は最新型の機械で彫刻しているから関係ありません」とされる方もおられるでしょうが、その機械に入力するのは人です。

印章の知識と規範を持たない人でも印章が、簡単に出来てしまうのがパソコン型彫刻機という機械です。

現在、その彫刻機が7400台以上稼働しているのが現状で、実際の仕事率から換算すると、大変多くのハンコがそれで作成されていることになります。

そこにきちんとした規範を与えようとしているのが「技術検定」であり、公益社団法人になった全日本印章業協会の役割だと私は思います。

前回よりの2回目の結果をうけて、このままでは危険な状態が世に表出してくる・・・静かにではありますが(誰もこの危機を叫ばないので)、急速に!

このことを鑑み、私の中で意識の変化もありました。

それを真剣にとらえて行動に移そうとされている方とついこの間お話しいたしましたが、その方は外堀から攻めていくようです。そういうやり方もあるし、そういうある意味強行的なやり方でないと変わらないのがこの業界であるようにも思います。

話が抽象的になりすぎましたので、この辺で終わります。

8月・・・いよいよ本格的に「印章教科書」改編にあたり、大きな夏休みの宿題の最終チェックに少しずつ取り組んでいかねばなりません。

8月も頑張るぞ!

 

posted: 2014年 7月 31日