想いは伝わる!

今日は、俳句無しの『スカーレット』の世界から・・・
常治お父ちゃんが病床で、喜美子らの作った大きな皿を目にして、自らの反省も込めてつぶやいた言葉が印象に残りました。
「想いは、伝わるもんやな・・・。」
お父ちゃんは、喜美子らの想いを知り、あの世に旅立ちました。

想いは物に込められるし、必ず伝わります。
これがなければ、モノづくりなどに職人は必要ないし、機械で済ませればよいのです。
人が人にたいして作るから、想いが込められるのです。

新聞に、長らく紅白の司会を務められた山川静夫さんが、AIでよみがえった美空ひばりさんは、良くないと話されていました。
美空ひばりさんと再び会えたことには、ファンは感涙するかもしれませんが、ひばりさんが終われば、次は誰でしょう・・・石原裕次郎さんのAIでしょうか?
復活の技術、AIの効用についてが、結論として残ります。
そこには、その人の想いや歌の魂は存在するのでしょうか。
人が人(他者)に向けるから、想いや魂が入り伝わるのです。

写真は、八郎さんと喜美子の起業した「かわはら工房」の角印です。
ネットやマスメディアでは、角印は法的根拠がないから、必要ないという事を、敢えて大声で叫んでいる人達がいます。
角印は、その会社や工場、商店の想いを代表する顔であります。
領収書や見積書に捺されたその想いは、相手に伝わります。
そう思って下さる人に向けて、発信を怠らないように頑張ります。
明日は、仕事納めです。
くる年も人の想いを大切に伝えるお役目を引き受けさせて頂きます。
八郎さんと喜美子、ガンバレ!
かわはら工房、ガンバレ!

posted: 2019年 12月 26日