最後のゴム印彫刻作業技能検定の実技試験

冬の雨花屋の全身呼吸かな
【作者】津田このみ

今朝は、冷たい雨の大阪です。
昨日は、ゴム印彫刻作業の技能検定が、大阪、大印会館にて実施されました。
朝早くから、道具の重いカバンと共に、この日の為に検定受検がきまってから日々の多くを犠牲にして練習された大きな熱い想いを詰め込んで一日仕事を頑張られた受検者の皆様、ご苦労様でした。
また、遅くまで受検の監督と集計をして頂いたスタッフのみなさま、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は受検風景です。
みなさん、下を向いているので、個人情報はご勘弁いただけるかなと思い、あまりにも多くの気迫を感じて、掲載させて頂く事を、お許しください。
国家検定であるゴム印彫刻の技能検定は、これにて終了です。
最後の検定となりました。
結果発表は3月13日ですので、おそらくここで生まれるであろう、ゴム印彫刻技能士は、これを最後にもう誕生することはありません。
そのことを察してか、今日の冬の雨となりました。
検定実施がまだな、都道府県もあるかと思いますが、大阪はとりあえず、次の令和3年度後期の木口作業の技能検定に向けて動き出していただきたいと、また全国が燃え上がるような大きな動きとなりますようにしていかないと、印章の技能検定自体が消滅致します。
全国の有志と手を取り合っていくような動きを期待いたしますが・・・。
それでも、これが最後かと思える業界視線のゴム印彫刻の技能検定でした。
熱き思いはあるのになぁ~。
何故分断され、一つにならないのかなぁ~と思わされる冬の雨ですね。

さあ今週は、お陰様でお仕事たくさん残っております。
頑張らねば!

posted: 2020年 1月 27日