日本文化を救う道
月末です。
明日から6月、水無月・・・京都の水無月が食べたくなる季節となりました。
昨日は朝から良いお天気でした。
散髪屋さんに行きました。
散髪屋さんのおじさんから、東京五輪のフランスのCMが凄いよと教えてもらい、見てみると・・・スゴイ!
海外からの日本を評価すると、これが日本なんだと聞こえてくるようです。
しかし、葛飾北斎の浮世絵や江戸木版画などは日本において評価されずに、海外に流出して、海外からの評価を得たものです。
力士と言うのもサッカーやラグビー、バスケットボールに比べると、その傾向があると言わざるを得ません。
散髪屋のお客さんで、フランスに出張された人がおられ、仕事先のフランス人に文楽について聞かれ、何も答えられなかったとのこと。
その人は恥ずかしく思い、文楽を観劇するようになられたとのことです。
日本には、美術、建築、工芸、芸能などの分野で胸を張れるものがあるのに、日本人はそれを学ぼうとしない、それどころか見向きもせずに、海外からの物を熱心に取り入れようします。
それで良いのでしょうか?
そのために、生活ばかりか文化、思想まで、欧米化されていきます。
グローバル化は、国際的な共通項を持つのかも知れませんが、自国の文化を踏みつけてまでする必要性はあるのでしょうか?
遅れているデジタル化・・・デジタル化は何処まですべきことなのでしょうか?
セキュリティ問題を抱えてまでする必要性があるのでしょうか?
日本的な文化としての押印を100%廃止してまですべきことなのでしょうか?
フランスの東京五輪のCMを見ていると、何故か情けなく、海外から笑われているように感じます。
日本は、どれだけ日本的な物や文化を潰して行けば気が済むのでしょうか?
利便性や経済のみの観点からの転換が、日本文化を救う道であると強く思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=VOtqUku_p9I
posted: 2021年 5月 31日