しんかんたる否定
耕人は立てりしんかんたる否定
【作者】加藤郁乎
大臣のバカげたツイッター騒動とその後の認印のしんかんたる否定は、業界人の予想を超えて社会に浸透していっているように感じます。
それは、コロナ禍で疲れ果てた人達ではあるが、これからの真偽をきちんと見極めようとする志向が浮き彫りになってきているように感じます。
何があっても本物を求め、本物の技術を駆使する事を望む人々は、このコロナ禍であっても、やり方を変えたり、目先を変えようとはしません。
田畑の真ん中で、汗水流しながら大地を耕し続けています。
工夫は大切ですが、自然の前では、それは装飾に過ぎません。
コロナ禍だからとか
コロナ以降の世界、商売の在り方・・・
本物志向の新しい世界、ルネッサンスの再興・・・
そんなこととは関係なく、先人が教えてくれた技が自分の中に入りこんでゆく。
ひとつ、ひとつ積み上げてきたことが、
今、面白い
仕事が面白い・・・。
耕人が黙って立っているだけで、しんかんたる否定を示す。
そういう人になりたいと・・・
共鳴頂くお客様に感謝。
posted: 2021年 3月 4日