美しいと感じることが利他的思考にも繋がる

昨日、家内がスーパーで「みな月」を買ってきてくれました。

今年は3回もそれを口にすることが出来ました。

写真は、出町ふたばの「みな月」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝は、ビワとサクランボをデザートに頂きました。

暑い日が続きますが、涼感を感じる工夫をしながら乗り切りましょう。

 

今朝、フェイスブックの広告から入り、中野信子さん(脳科学者)と伊藤東凌さん(禅僧)の対談を読んでいて、ふと気づいたことがありました。

多くの人は、うつくしさを感じる領域を生まれながらに脳に備わっているらしく、その領域は倫理的な正しさを判断する領域とほとんど一緒らしい。

すなわち、美しいと感じることが利他的思考にも繋がるということです。

 

元来怠け者の私に課したことが、仕事上あります。

お客様に印稿(捺印したときの完成デザイン)を個人の印章なら3点、法人印なら2点をご提案するということです。

(※ここでいうお客様とは、ご購入いただいた方をいいます。デザインを誰にでも見せて気に入ったらご購入という事ではありません。プロの仕事として捉えています。)

お名前や会社名によっては、文字をバランスよく決められた輪郭にレイアウトするために、何日も悩むこともあります。

しかし必ずご提案して、お気に召した1点を選択して頂く。

1顆(本)の印章を作製するのに3倍の努力が必要ですが、他の方の3倍の勉強が出来ます。

しかし、それで美を共有できるのかなと時折考えますが、今日の対談から利他的思考は美を感じる領域と同じというなら、きっと美を表現するために試行錯誤している自分の中に、お客様を想う利他的思考が発生しているのかなとの繋がりを感じました。

また伊藤東凌さんは、その脳の中の美を感じる領域を鏡として捉え、それを磨く事が他者の良いところを見つける事が道の全てであるとおっしゃっていました。

そういう鏡を磨き合える仲間を善友というらしい。

私は、印友と呼んでいます。

posted: 2022年 6月 25日